【第2回】IBM Cloud と Raspberry Pi を用いたエアコン制御 ー IBM Cloud の設定

<目次>

  1. 初回概要
  2. IBM Cloud の設定
  3. LINE Platform の設定
  4. Raspberry Pi の設定
  5. Raspberry Pi の設定

今回はCloud 環境を作る為に IBM Cloud を使用します。

IBM Cloud で使用したシステムは以下の通りです。

  • Watson Assistant  --- 対話機能(AI)
  • Speech To Text   --- 音声をテキストに変換
  • Text To Speech   --- テキストを音声に変換
  • Internet of Things ーーー Raspberry Pi 基盤との情報交換機能
  • Node-RED   --- 上記(IBM Cloud内)のシステムの制御

この投稿では、上記 IBM Cloud 内システムの設定をご紹介します。


▼   IBM Cloud 設定   ▼

< IBM Cloud のアカウントの作成 >

1. IBM ID の登録および IBM Cloud アカウントの作成ページを開きます。

IBM ID の登録および IBM Cloud アカウントの作成

2. 必要事項を入力し、アカウントを作成します。

※ アカウントを作成するのに、IBM の承認が必要であり1日程度待つ必要があります。

< 各種カタログの作成 >

1. IBM Cloud にログインし、以下のカタログを作成します。

サービス名・アプリ名・ホスト名は任意に入力します 。(ホスト名は後に使用します)

  • Watson Assistant (カテゴリー:Watson)
  • Speech To Text (カテゴリー:Watson)
  • Text To Speech (カテゴリー:Watson)
  • Internet of Things Platform Starter (カテゴリー:スターター・キット)

2. Watson Assistant・Speech To Text・Text To Speechの資格情報をメモします。

< Watson Assistantのセットアップ >

1. ダッシュボードのWatson Assistantサービスを開きます。

2. 「ツールの起動」を選択します。

3. 「Workspaces」を選択し、「Import a workspace」ボタンをクリックします。

4. aispeaker-conversation.jsonファイルを選択しインポートします。

※上記のファイル内容はページの最後に記載します。

※今回は予め作成したものをインポートします。基本的なWatson Assistant の設定方法にご興味をお持ちの方はこちらへどうぞ。

Watson Assistant の使い方を学ぶ

5. 「view detail」よりワークスペースIDをメモします。