「Team Developer」カテゴリーアーカイブ

Team Developer開発手順

総合開発ツールのTeamDeveloperは、
大人数でのシステム開発に力を発揮致します。

とあるプロジェクトでシステムの開発を行う場合、
各プログラマーはどのようにして、
「プログラムソースのファイルを管理するのか?
-手順をご紹介。(※手段は色々ですが一般的手法を紹介)

TeamDeveloperの開発ツールで作成したファイルは基本的に
下記の3つで保存する形になります。
①アプリケーションファイル
②アプリケーションライブラリファイル
③テキストファイル

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①のアプリケーションファイルはシステムの共通画面を作成したソースが保存されています。
(例:ログイン、メニュー画面)

②のアプリケーションライブラリファイルでは、
各プログラマーが担当するフェーズ(発注処理など)を作成したソースが保存されます。
システムのフェーズ毎に
②のアプリケーションライブラリはファイルが保持されるイメージです。

③のテキストファイルでの保存はあまり行うことがありませんが、、、
他ツールでのソースの改変やバージョンの差異を確認する場合に
テキストファイルに落とすことがよくあります。

①のアプリケーションファイル内で
②の各アプリケーションライブラリファイルをインクルードすることにより、
システムが統合されたひとつのアプリケーションファイルが作成されます。
その後コンパイル⇒完了 といった流れです。
共通フレーム等も②のファイルで管理することにより、
担当のプログラマーは
他担当者のソースファイルを改変することなく安全にバージョンアップを行えます。

バージョン管理はSVN等を使用しましょうね。
次は実際にツールを使います。

オブジェクト指向型の開発言語「Centura」について

弊社でシステム開発を行っている言語のひとつである「Centura」について、少し説明しようかと思います。
あまり聞きなれないオブジェクト指向言語のCenturaですが、
システム開発時において生産性が高いことで知られています。
またどちらかというとニッチな言語ということで、
弊社の開発メンバーによるCenturaでのシステム開発レベルは
府内でも数本の指に入るかと思われます。

Centura言語での開発が行える開発ツールは
現在、TeamDeveloper6.2のバージョンが最新です。※2014/10/14現在
このTeamDeveloperはいくつかの特徴を持っています。

1.優れた互換性
2.高い生産効率
3.高速AP開発
4.拡張性の自由度

などが挙げられます。

詳しい説明についてはまたの機会に。(宣伝みたいになってしまうので)
私個人は、このCentura言語の開発に、1プロジェクトのみ携わっただけですが、
初めて言語を触りだしてから、ある程度使えるようになるまで時間はかからなかったように思います。
完全な個人的使用感で申し訳ないですが、VBよりもとっつきやすい気がしました。
(自由度で言えばVBの方が上かと感じますが・・・。)

次回は、個人の勉強・復習の意を込めて、ツールの使い方などを説明します。
あまり、Team Developerについての技術的なサイト・ブログ等は見受けられないので
微力ながら情報発信の場となれば幸いです。