Web APIをShellで使おう!(メールで情報を送る)2

こんにちは。Arakawaです。
さて、二回目ですが、取得したデータを定期的にメールで送ることをしたいと思います。
とはいえ、昨今のスマートフォンは、指先一つで天気予報を見ることができ、わざわざ
メールで送信する意味ってどこにあるのか・・・。いや、きっとどこかで役に立つような・・。

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photo credit: chrn via photopin cc

1.先ずは復習。データが取得できるか、試してみましょう。
[bash] # wget -q -O – http://weather.livedoor.com/forecast/webservice/json/v1?city=260010 | jq ‘.forecasts[]|.date,.telop,"最高気温->",.temperature.max.celsius,"最低気温->",.temperature.min.celsius’
"2014-12-12"
"曇時々晴"
"最高気温->"
"12"
"最低気温->"
null
"2014-12-13"
"晴時々曇"
"最高気温->"
"8"
"最低気温->"
"2"
"2014-12-14"
"曇時々晴"
"最高気温->"
null
"最低気温->"
null
[/bash] 2.取得できましたね。では、これをメールにしてみましょうか?。

shellのソース(tenki.shとしました。)
[bash] #!/bin/bash
export LANG=ja_JP.UTF-8

echo "MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset="ISO-2022-JP"
Content-Transfer-Encoding: 7bit
X-Priority: 3
Subject:天気予報
From: 送り元@
To: 送り先@

`wget -q -O – http://weather.livedoor.com/forecast/webservice/json/v1?city=260010 | jq ‘.forecasts[]|.date,.telop,"最高気温->",.temperature.max.celsius,"最低気温->",.temperature.min.celsius’`
" | /usr/bin/nkf -j | /usr/sbin/sendmail -t

exit 0
[/bash]

メールの抜粋
[text] 件名:天気予報

本文:
"2014-12-12"
"曇時々晴"
"最高気温->"
"12"
"最低気温->"
null
"2014-12-13"
"晴時々曇"
"最高気温->"
"8"
"最低気温->"
"2"
"2014-12-14"
"曇時々晴"
"最高気温->"
null
"最低気温->"
null

[/text]

3.あと、定期的に送るため、クーロンに以下のように設定しました。

[shell] 0 7 * * * /お好きなパス/tenki.sh
[/shell] としておきましょう。毎朝7時メールが来ます。

以上のようにすれば、(まだ編集の余地は大いにあるのですが。X-( ) メールで定期的に天気予報を受け取ることができます。

簡単ですが、今日はこの辺で・・。

Vidyo STCビデオ会議クラウドサービス / VidyoWeb API / WebRTC

弊社では、Vidyo社の会議システムを扱っています。
Vidyoは、会社の規模や、管理システム、利用のシーンに合わせたビデオ会議のスタイルをご利用できます。

https://www.facebook.com/stc.vidyo/
https://www.vidyo.starserv.ne.jp/

Vidyo社のVidyo H264 SVC コア技術は、Googleのハングアウトにも使われています。
VidyoとインターフェースをとるのにAPIでクライアント用ライブラリーやWEB APIインターフェースが提供されており、自社専用のVidyoツールを作成することができます。

クライントネイティブだとAndroid,iOS,Mac OS X,Linux,WindowsそれぞれにAPIライブラリが用意されていますが、
一番やり易いのは、VidyoWeb API(1.0.3)となります。
(ただし、今のところ対応OSはWindows、MacOS Xのみとなります。)
また、次世代のWebRTC 3.0.0 (15) であれば、
Android,Mac OS X,Linux,Windows(Chrome / Firefox)が利用できます。(iPhone[iOS] がまだない><)

今回は、VidyoWeb API(1.0.3)で接続できるか試してみます。
APIを利用するには、vidyoポータルにAPIライセンスが無いとできません。
弊社のVidyoポータルサーバにはまだAPIライセンスを投入していませんので、
Vidyo社よりSandbox用のサイトを用意して頂いたのでそこでテストして見ました。

●事前準備
・VidyoClientAPI_Plugin_VidyoWeb DLLが必要です。
・SOAPサーバが必要(サンプルコードはSOAPを利用しています。)自力で書けば
 必要ないですが、Vidyo社のテスト用のSOAPサーバを利用
・サンプルコード VidyoClientAPI_Sample_VidyoWeb_1_0_3_00060.zip
 注)これらはVidyo社のユーザアカウントがないと利用できません。

結果はご覧のとおり利用できました。次回はWebRTCで動かしてみてカスタマイズしてみたいと思います。

■ログイン後の画面
v2
■接続
下段 私(Windows 7 / Chrome 、上段 他の人(test1 Android4.3 Vidyo Mobile)にグストリンクを送って接続
v3
資料共有もできます。

Vidyo STCビデオ会議クラウドサービスに興味を持たれた方は、
こちへ、
http://www.seiwatec.co.jp/

星和テクノロジーSI部のエンジニア・デザイナーによる技術ブログ。プログラム・ネットワーク・アプリのお話・日常のあれこれなど