design のすべての投稿

デザイン思考日記2 -ユーザにヒアリング&「理解」「共感」-

社内の別部署メンバーに、デザイン思考を用いた取り組みのユーザになってもらいました。この一連のプロセスを通して、SI部員がデザイン思考への理解を深めることも期待しています。

今回は付箋・マジック・ホワイトボード等のツールを使って、ユーザが日常生活において快不快を感じる事柄を可視化していきます。
SIメンバーも想像力を駆使し、ユーザについて考えアウトプットを出しました。


最初はこのように張り出す付箋も少ない状態から…

不思議な?アウトプットも出現したりしつつ…

対話を重ねてユーザの感情や目に見えない問題解決のヒントとなるものを探っていきます。

*ヒアリングにおける注意点*
聞き手は一旦自分の主観を脇に置き、ユーザにヒアリングします。ここで大事なことは、ユーザの「理解」「共感」です。
聞き手自身が自分の思考や主観に囚われ、ユーザや事象の正しい理解や問題の本質に辿り着く可能性の芽を摘んでしまうことは避けたいところです。

またユーザ側も、会議の場で単なる愚痴や不満を吐き出しスッキリするだけ終わらず、「じゃあどうする?」「どうしたい?」「あんなことやこんなことが出来たら良い」等の意識を持って臨むと良いかと思います。

ここでは一旦ゼロの状態から、小打合せや立ち話も含め複数回の対話を繰り返し「採用」をキーワードとするところまで(やや強引にですが)持っていきました。

更にアイデアや思考を広げ、深め、或いは発想をジャンプし掘り下げていくのはまだまだこれからです。

この進行にあたっては何となくデザイン担当話す時間が長くなりがちなのですが(喋りすぎて少々喉のピンチを感じました)、未だ自身のファシリテートスキルには課題を多く感じるところです。精進したいと思います。

デザイン思考日記1 – はじめに –

STCデザイン担当です。

皆さんは巷で「デザイン思考」という言葉を目にされたことがおありでしょうか?

デザイン思考とは、端的に言えば「デザイナーの思考」を非デザイナーの方々が展開していく為の手法・方法論です。

またここで言う「デザイン」とは、単に綺麗なグラフィック作成や見た目を飾り立てるといった表層的なものではありません。

デザイン思考では「人間中心」「観察」「共感」などのキーワードのもと、ユーザの或いはユーザ自身も我々も未だ気づかぬ問題の本質などを探り当て、今より少しより良い未来を作っていくために奮闘します。

私達はついつい自我や偏見、思い込みにとらわれて物事を見がちですが、それは本当にことの本質を突いているのでしょうか?

書店やネットでは沢山デザイン思考関連のコンテンツは見つかりますが、このシリーズでは私達STC社員が自分達なりにデザイン思考を学び解釈しどう成果に繋げようとしているか、そのプロセスの一旦をご覧いただければと思います。

ともすればデザイン≒虚飾と誤解されがちですが、デザイン思考を通して膨大な情報量と謎とカオスの果てに何かを創り上げる喜びの一部でも体感いただければ幸いです。